増山城築城!(4)-本物を追い求める-
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最初に少し告知です。
今週末、12月22日(土)から24日(祝・月)までパシフィコ横浜で行われるお城EXPOにお城ジオラマ復元堂は物販ブースの出展をいたします。
また、ジオラマコーナーでは小机城と増山城のジオラマを展示いたします。
是非お城EXPOにご来場くださいませ。そして、城ラマブースにもお越しください!
(増山城 城ラマ)
さてさて本題にもどります。
お城ジオラマ復元堂は、今年いくつかの自治体のコンペに参加しました。
自治体のプロポーザルなどの情報は、自動的に送られてくるわけではないので、まめに調べる必要がありますし、いきなり参加できるわけではないので、営業に行ったときに興味を持っていただいたり、動きがありそうな自治体には事前に業者登録をします。自治体によっては登録の期間が限られているところもあって、既存の仕事(ちなみにうちはプラスチックのギヤ作ってます!)と勝手が違うところで結構神経使います。そんな折、なんと砺波市のHP上にて、増山城のARアプリのプロポーザルを実施する旨の記事を発見!すぐに申し込みをします。
今回は商品がデジタルコンテンツなので、城ラマのARを作ってくれている株式会社テオさんと緊急会議をしました。
(テオさんの作る城ラマのARは美しいビジュアルで定評があります)
そして、商品としては昨年のお城EXPOで発表し、好評だったスマホをつかったGPS位置情報ゲームである「城ポジ」で行くこと、そして、キャラクターの製作は古部左馬介満敬さんにお願いする事を決めました。キャラクターは製品イメージに関わるとても重要な要素です。もちろんゆるキャラ風もありだと思うし、イケメン風のキャラでもいいかと思いました。むしろそちらの方が「流行り」ということから考えると正解かもしれません。でも、古部さんのお願いしようと考えたのは、細部にまでこだわった古部さんの甲冑の表現が、本物を追い求める「城ラマ」にとってはとても相性が良いと思えたからです。
(古部さんのTwitterアカウント)
とはいえ、実は面識はなかったので(なかったのかい!)、連絡を取りお会いすることに。
お話の場は、甲冑愛とお城愛がほとばしる愛のある空間(笑)となり、趣旨を伝えたところ、快諾頂きました。そして、「本物を追求する」ということの大事さを改めて受け取りました。
古部さんの作品はtwitterでみることができます。リアルな甲冑描写もさることながら、色使いがとても美しいです。是非Twitterを覗いてみてください→古部さんのアカウントはこちら
その後、7月後半に行われたプロポーザルに参加し、受託が決定!
一行でさらっと書きましたが、自治体からの初受注!めちゃくちゃうれしかったです!
そして、本格的に製作活動にはいることになり、データづくりに追われる日々が始まったのでした。
今日はこの辺で。