草庵茶室:ジオラマに挑戦の巻(2)
投稿日 :
こんにちは、城郭復元マイスター、二宮博志です。
昨日に続き、、ジオラマに挑戦の二回目です。
前回は土の表現まででした。
次は川辺の岩の表現です。
岩の表現にはタミヤ情景テクスチャーペイントの「路面 ダークグレイ」と「路面 ライトグレイ」を1:1でミックスしたものを使用しました。
前回の土は溶液で薄めましたが、今回は薄めません。
べと~~って塗って、表面張力で盛り上がるくらいにします。
岩が7割くらい固まるまで待ちます。
その間に表面の土の部分に「砂 ライトサンド」をベースに「土 ブラウン」と「土 ダークアース」を少々混ぜたものを作り、少し大きめの平筆の先にその塗料をちょっとつけて、沢山の点を打つように細かい点をつけていきました。
表面の土でもより光っている部分と暗い部分の表現をしようと思ってやりましたが、ちょっと砂が混じっている感じになってしまったかな~
そして岩の部分が7割くらい固まってきて、粘土のように形がいじれるようになったら、「路面 ライトグレイ」を筆にとって、塗装していきました。塗装時に筆先で押したり捏ねたりして形を整えながら塗っていくと岩の感じが良く出ると思ってやってみました。
程よく固まっているところはうまく行きましたが、表面だけが固まっていて、中が液状になっている場所はうまくいきませんでした。塗っている厚さによって固まる時間に差があるので、そのあたりを注意しないといけません。
つぎに草や木の表現ですが、斜面の草や木は岩に掛かる部分があるので、岩をしあげてから斜面の草木は手をつけたほうがいいです。
「草 グリーン」と「草 カーキ」を1:1で混ぜ合わせたものを作り、緑にしたい部分に塗っていきました。木に見せたい部分は厚くしっかり塗って、草っぽいところは薄く延ばす感じでやってみました。
なかに入っている繊維状のものは長いもので1cmくらいのものもあるので、ちょっと1/1500の表現には??の部分があるのですが、まぁ、仕方がないでしょう。
これも基本はヘラで伸ばして、細かい部分は筆や爪楊枝で整えていきます。
なかなかいい具合になってきました。
それでは今日はこの辺で。