ますます増山LOVEフェスタ(2)-1日目の増山城陣取りゲーム!-
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みなさん、こんにちは。
9月28日(土)29日(日)にお城ジオラマ復元堂がプロデュースし、富山県砺波市で行われる「ますます増山LOVEフェスタ」というお城のイベントが行われます。
おいおいちょっと待て、このフェスタに「城」の文字が入ってねーじゃねーか!って話ですが(笑)一応、理由はあります。
増山城のある砺波市は、毎年9月のこの時期に「増山城戦国祭り」というイベントを行っています。
そのイメージと被ってしまうのを避ける狙いがあったのと、今回はARアプリの体験という企画があり、そのターゲットが小学生の親子づれということでしたので、ちょっとファミリー的なイメージを持たせたかったのでした。
ターゲットを小学生にしたのは、地域活性化のカギは「地元の子供たちにある」、という私なりの考えもあります。
それじゃ、「ガチ」の城好きはどうすればいいの?ということで、イベントを2日に分け、1日目は城郭研究家の藤井尚夫先生を招いて、トークショーを行います!
と、そのトークショーの前に「増山城陣取りゲーム」を用意しました。名前からすると子供のお遊び的なゲームと思うかもしれませんが、1日目のプログラムに組み込まれているだけあって、かなり「ガチ」です!
今回はこのゲームについて少しお話します。
少し話が飛びますが、今から30年以上前、シミュレーション(ウォー)ゲームというボードゲームが流行りました。戦国時代の合戦や第二次世界大戦などの戦いを再現し、基本的には複数人で遊ぶというものです。
将棋に近いのですが、駒に部隊名が入っていて、盤には戦場の地形図が入っているのをイメージしてください。
私は、主に中学から高校生時代にこれにめちゃくちゃハマりました。
まだ最初のPC版の「信長の野望」が出たくらいの時期で、ファミコンで「信長の野望全国版」がでる前です。
(こんな感じです)
ファミコンなど一般のゲーム機で「信長の野望」などの戦争を扱ったゲームがプレイできるようになると、ボードのシミュレーションゲームはだんだんと下火になり、そのうち店頭から姿を消してしまいましたが、このボードゲーム。最近は復活の兆しもあるようで、学研さんが「歴史群像」の付録にしていました。
このゲームの面白さは、「人とプレイする」ことです。
もちろんPS4や任天堂Switchでもオンラインで世界中の人と繋がってプレイすることが可能ですが、ボードゲームで実際に目の前にいる人とプレイすることは、それとは全く違う面白さがあります。
そのボードゲームのシミュレーションゲームのシステムを参考にして、チームに分かれて軍勢を作り増山城を攻める「増山城陣取りゲーム」を考えました。
この「増山城陣取りゲーム」は自軍の攻撃力、増山城の防御力、そして相手の動きをみながら、自軍がより多くのポイントを取ったら勝ちです。また、上杉謙信や中川光重などの増山城に縁のある武将たちもプレイを有利に進めるカードとして出てきます。
いままで二回ほど仲間と試しにやってみましたが、かなーり面白いです。結構白熱します。
そして、これをやると増山城の郭の名前が結構覚えられるので、次の時間のプログラムであるトークショーがより理解しやすくなると思います。
そして、優勝チームには富山県の誇るお米である富富富米を兵糧米として進呈する予定です。
9月28日は、みんなで増山城を攻めて富富富米をゲットしようぞ!!
次回は1日目の次のプログラム、トークショーについてお話します。
以上です。
余談ですが、ボードゲームの中で私が買ったもっともエグいのは、SPIという会社から出されていた第二次欧州大戦。一応二次大戦のヨーロッパ戦線がすべてプレイできるという壮大なもので、当時たしか2万円した。ただし、イギリスの地図だけでA1位のサイズがあって、とてもじゃないけどヨーロッパ全域の地図を広げて遊べるスペースはない。これは駒も切り離して居なくて、今も実家に眠っている・・・