奮闘記外伝 鉄炮侍 蛭子八郎太
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お久しぶりです、今回はお城には直接関係はございませんが
ご縁がありまして入手致しました、鉄炮侍 1/35 フィギュアを製作することになりました
実はこのサイズのフィギュアを製作するのは初めてでして、至らない点など
御座いますでしょうが、生暖かい目で見守って頂ければ幸いです
それでは、始めさせていただきます。
先ず制作にあたり、甲冑について調べてみました
戦国時代の甲冑は戦国期のリアルタイムに作られた物を
「当世具足(とうせいぐそく)」と呼ぶそうです。(「当世」=現代と言う意味)
戦国以前、平安や源平合戦の頃のものは大鎧になるようです。
こちらのフィギュア時代設定やデザインから、戦国時代に生産された当世具足と勝手に判断させて頂き
各種資料やwebページを参考に各部分の名称などを調べ、妄想を膨らませてから製作を行っていきたいと思います。
先ずは佩楯(はいだて、太腿を守る部分)
草摺(くさずり)の外れから膝頭(ひざがしら)までを覆う甲冑(かっちゅう)小具足の一つで
古くは膝鎧(ひざよろい)と称した との事
佩楯ひとつとってみても、多様なバリエーションがあり奥が深い・・
一通り妄想力を高まった所で加工に入ります
写真がこちら
製品の状態で埋まってしまっているモールドを復活させるべく
各パーツごとに筋彫りを行っていきます
未加工状態の部分が、1/35だとして、実寸にしたらちょっと分厚すぎるな
と感じたもので・・これを違和感のない程度に削り込んでいきます。
足との境目にデザインナイフで切り込みを入れ
徐々に隙間を開けていく作業を繰り返し、同時に前面を削り込んで
この様な状態になりました。
いかがでしょうか?
なるべく「別の部品であるように見せる」事を念頭に加工をして行く予定です
さて、今回はこの辺で終了です、次回以降も製作レポート的な何かをご紹介していこうと思いますので、よろしければお付き合いください
ではまた次回、よろしくお願いします!!