丹波亀山城
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出張の折、丹波亀山城に立ち寄ってきました。
丹波亀山城は信長の命を受けた明智光秀が1578(天正6)年に築城したとされています。
1582(天正10)年の本能寺の変に際し明智光秀はこの亀山城で軍勢を整え、一万三千人の軍勢を率いて本能寺の織田信長を攻めました。
その時に光秀軍が通ったのが老ノ坂。
私も亀山に向かう道中、有料道路に乗り損ね老ノ坂を通って亀山に入ることになったのも、単なる偶然ではないと思います。
亀山城跡は現在大本教の宗教施設となっておりますので、見学に際しては大本教の受付で許可を得てから入ります。
昭和10年の「第二次大本事件」で徹底的に破壊された亀山城ですが、その後再び大本教の手によって石垣の一部が修復されています。
本丸内は禁足地となっていまして、立ち入ることができませんが、堀や修復された石垣を見ることができます。
井戸の跡と呼ばれている遺構もあります。
宗教施設となっている為とても綺麗に管理されていて、資料館の中には亀山城の模型や歴史を展示しているコーナーもあります。
ちなみにその資料館にある大本教教祖の出口なおのお筆先の掛け軸の前に来ると、なにかビリビリきました。
亀山城跡の南側、亀岡中学校の側には形原神社がありますが、この付近に大手門があったそうです。
宗教施設ってことで、入るのにはちょっと勇気がいりますが、中に入ると素晴らしい空間が広がっています。
是非、近くに行った方は立ち寄ってみてください。