3月15日(日)に南丹市立文化博物館にて講演を行います!
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みなさん、こんにちは。
大河ドラマ「麒麟が来る」はなかなかの盛り上がりを見せていますね。
明智光秀の活躍に絡んでくる丹波攻めのキーとなる城の一つに、南丹市にある八木城があります。
ん?八上城ではなくて?と思う方もいらっしゃると思いますが、八木城です。
八木城は守護代内藤氏の城で、切支丹である内藤ジョアンが有名です。ジョアンの父、内藤宗勝は実は松永久秀の弟である長頼が内藤家を継いで称した名前。
そんな八木城は、明智光秀の丹波平定で落城。
城跡は標高330mの主郭から東西南北に広がる尾根を使って築かれており、主郭からは八木市内はもちろん亀岡方面の眺望が利く。
(私が行ったときは虹がでて歓迎してくれました!)
また、西の尾根の先にある烏岳は八木城の郭群の中で最も標高が高く、西からの敵をここで何としてでも食い止めようとしていることが伺える。
ある一時期、ここは明智光秀の丹波平定時の最前線だったのではなかろうか・・・
さらに尾根筋の間の谷間には多くの郭が雛段状に配されており、そこを含めた城域はとてつもなくでかい!!
とにかく「本気の城だ!」と感じさせる城でございます。
(土の山城と思いきや、相当の石垣を配しています!)
来る3月15日(日)にその八木城のある京都府南丹市において、城郭写真家の畠中和久氏と一緒に公開対談を行います。お題は「初心者でもわかる!戦国山城の楽しみ方」
写真家である畠中さん、城郭復元マイスターである私、それぞれの山城の見方や楽しみ方、そしてなんといっても本気の巨大山城「八木城」について、熱くトークします。
参加費は無料ですので、春先の京都旅行のついでにでも聞きに来てください!
(イケメン畠中さんのプロマイド写真w)
(いつものマイスターの写真)