高天神城!ここまでやるか!
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アーマーモデリング9月号に、森本譲司氏が手がけた「城ラマ 遠州高天神城」の作例が掲載されました。
アーマーモデリングでは4月号でも、森本氏による三河長篠城の作例が掲載されました。
森本氏の作品を見たのはその時が初めてだったのですが、その時の感動と衝撃は思わず涙が出るほどで、魂が震えました。
長篠城の時にも伸ばしランナーを1mmに切って、人や馬、貼り付けにしてある鳥居強右衛門も表現。さらにそれらの「人」「馬」パーツをつかって徳川vs武田の攻城戦の様を再現している様子に本当に感動しました。
(徳川vs武田の攻防)
城ラマのコンセプトが地形を含んだ城郭全体ということと共に、その城のストーリー歴史を感じるということがありました。
それをキットでは「ムック本」という形で表現したのですが、まさか、1/1500の人間のサイズがわずか1mmというジオラマの世界で表現されるとは思ってみませんでしたので、森本氏の作品を見たとき、本当に嬉しかったのでした。
さて、今回の高天神城の作例ですが、オリジナルから山城の持つ岩肌感をしっかり表現させたり、陣幕や板柵、木柵は自分で作り、極限までリアルさにこだわったのはもちろん、ムック本の中で、脚本家原田裕文氏の書いた「高館」のワンシーンをジオラマで再現。
(幸若舞・高館を舞う)
なんとかがり火の表現に光ファイバーの光を使って再現できるように仕掛けもしています。
ここまでやってくれるとは、メーカー冥利に尽きるってもんです。
本当にありがとうございます。
また、このご縁を繋いでくれた、株式会社アートボックスさん、特に市村社長と金子辰也さんには本当に感謝しています。
良いもの、つまり魂を込めて歓びにつながって作られたものというのは、ジャンルや好みを超えて人に感動を与えるものなんですね!
そして、私も作品を通して自分の中に何かまた大きな可能性というか、情熱が湧き上がってくるのを感じました。
私達が、森本氏の作品から情熱をもらったように、手にした方が感動して情熱が湧き上がるような製品を私共も作り続けていきたい!思いを新たにする一日でした。
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