高天神城のディテールアップに挑戦の巻(4)
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さて、遠州高天神城のディテールアップの4回目です。
今回から緑の表現に入ります。
ターナー色彩の水性グレイペイントの緑系の色は4種類あります。
20:浅緑 21:深緑 22:緑茶 23:土緑
この4種類の色を窪んでいる部分には濃い緑、凸の部分には明るい緑を塗ることを基本として、あとはフィーリングで塗っていきます。
タミヤの情景テクスチャーペイント 草 グリーンは数ミリから数十ミリ程度の細い繊維質のものが入っていて、縮尺的にマッチしないので使いません。
最初は深い色から塗っていきました。(特に理由はなく、なんとなく)
そして、だんだん明るい色を塗っていったのですが、今回の気づきとしては、一回で終わらせようなんていう考えは持たずに何度も何度も色を塗り重ねることによって、味が出てくるということが分りました。
塗り分けではなく、塗り重ねが大事です。
最初は結構違和感があったのですが、何度も塗り重ねたらだんだんいい感じになってきました。
この塗料は塗った直後と乾いた後で、少し感じが違うので、塗ったときはちょっと変だな、と思ってもいじり回さずに乾くまで待ってから修正してください。
また、前回も書きましたが、一回塗っただけではプラスチックにしっかりくっ付いてくれません。
何度も何度も塗り重ねることでいい感じになってきますので、根気よく塗装してください。
それでは、今回はここまでです。