タモリ倶楽部の世田谷城の城ラマ
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みなさん、こんにちは。
先週4/11の深夜に放送されたタモリ倶楽部「日本有数の住宅地にある幻の城!?世田谷城を攻を徹底攻略」に、簡易版の城ラマの世田谷城を提供し、私も少しだけ出演しました。
番組側からは、縄張りは独自解釈で構わないので、是非立体模型を作ってほしいという要望がありました。私は城ラマの楽しみ方の一つに、地形ベースは自分でつくって自分だけの城が作れるのでは?とおもっていましたので、期せずしてその実践となったのでした。
しかし、製作期間にあてられる時期に出張が入っていて、実質2、3日しかなかったので、どのようにまとめるか非常に苦労しました。
いまから考えればスチレンボードを重ねて等高線を表現していくのがベストだと思うのですが、とにかく時間がなかったので会社にあった工作用紙を重ねていくことにしました。
工作用紙の厚さが一枚0.47mm、「城ラマ」の1/1500のスケールで考えると一枚当たり約70cmとなります。
これを何層にも積み重ねて地形と土塁を作っていくことにしました。
なんて、簡単に書いていますが、結構ずれたりしちゃって難しかったです。
番組側からは縄張がわかるものがあればいいといわれたのですが、ここは城郭復元マイスターの意地とでもいいましょうか、なんとしても「城ラマ」として世に出したいという欲求が生まれます。
長篠城で使ったタミヤのテクスチャーペイントで着色し、キリで建物を入れる穴をあけ塗装した建物を配置。
まぁ、配置は適当ですが、ここまでくると見栄えが良くなってきました。
しかし、工作用紙で作ったため、肝心な柵や塀が入らないことに氣づいてしまい、やっぱりスチレンボードにしておけばよかったと後悔するものの、時間がなく終了と相成りました。
収録後にタモリさんから「よく作ったね!」と声をかけて頂きましたし、放送後、ツイッターなどで皆様から「わかりやすかった」とか「素晴らしい」との評価を頂き、頑張って作って良かったなぁと思いました。
今回「世田谷城」の城ラマをつくってみて、結構面白かったです。
みなさんも是非お試しください。
最近は建物だけのご注文もぼちぼち入ってきているので、このような楽しみ方をしている方もいらっしゃるのかもしれないですね。
それでは今日はこの辺で!