奮闘記外伝 鉄炮侍 蛭子八郎太 胴 編
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鉄炮侍 製作記録 胴 編
今回の製作レポートは、 胴 になります
形状から勝手に「桶側二枚胴」かな?
と判断させて頂き、突起部分をもうちょっとくっきりさせたいと思い立ち
0.4㎜の真鍮線で再現を目指しました
ちなみに、桶側胴とは板札(いたざね)とよばれる長方形の鉄板を鋲で留め合わせて作るそうで、その外観が桶の側面に似ている事からその名が付いたそうです
大分類として、繋ぎ目が横方向になっている横矧胴(よこはぎどう)
縦方向になっている縦矧胴(たてはぎどう)があります。
バリエーションも多く、戦国期における当世具足の代表的形式と言え
数多の兵たちが様々な仕様で身に着けていたのでしょう・・・燃えます!
情熱を維持しつつデザインナイフとピンバイスで、削る、開ける、挿す を繰り返し
前後合わせて12か所に挿し込み
こちらが左の突起1個を加工した時の状態
勢いに任せて開始してしまったので、危うく加工前の画像を撮っておかないところでした
その後、挿し込んだ真鍮線の高さを合わせる様にヤスリがけ、胴体横に甲冑本来の合わせ目とは別に
存在してしまっている合わせ目を消す作業も行ってます
細かな装飾の再現とまでは行きませんが、楽しく作業が出来ております
ここまで来て、喉輪の部分をどうしよう・・切り離して別パーツ化するか?それは少々面倒くさいぞ?
なんて迷いが生じておりますが、今回の製作レポートはここまでになります
胴の加工はこれで終わりではないですが、ほかの部分も気になっているので
次はどこにしようかな~