パートナー産業の倒産のお知らせとお礼
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みなさん、こんにちは。
既にヤフーニュースでもリリースされていましたので、ご存知の方も多いと思いますが、お城ジオラマ復元堂の母体であるパートナー産業は9月30日付で破産手続きに入りました。
ヤフーニュースでも「城ラマ」の文字が最初に来ていますので、お城の事業に意識が行ってしまいますが、パートナー産業は1975年に創立の会社で、売上の90%以上は主にOA関係のプラスチック製のギヤの製造販売が占めていました。
ここ10年位、主力製品であるプリンター部品の需要は徐々に減少してゆき、特に4年前に、協力関係にあったタイの会社との関係がこじれて以降は、非常に苦しい経営を強いられていました。
さらにこのコロナ禍で5月以降売上が大幅に落ち、今年の8月の売上は例年の1/4程になってしまいました。
それでもなんとか事業継続を模索していたのですが、ついに資金繰りが回らなくなってしまい倒産ということになりました。
お城の事業はあくまでも本業で利益の出ている範囲でしか新商品開発ができなかったので、目標として掲げていた、城郭復元シリーズ第三弾「但馬竹田城」はついに皆様にお届けしないまま終わってしまったことは大変残念に思いますし、待っていただいていた方々には申し訳なかったと思います。
でも、今回、いままで支えていただいたみなさまにまずはお礼をお伝えしたく、筆?いやタイプをしました。
名もない中小企業のチャレンジにおいて、皆様方の応援が本当に励みになりました。
本当にありがとうございました。
私もここまで情熱をお城にささげてきたので、何かしらお城に携わりたいと思っていますが、今はまだ会社精算の途中で、これからのことは全く分かりません。
まずは、倒産によってご迷惑を多くの方にかけているので、会社精算をしっかりと行いたいと思います。
まずは、ご報告と御礼まで。
城郭復元マイスター
二宮博志